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I am the heartgazer. ACの独り言

心理的虐待サバイバーの経験や考察を執筆していきます。

眠りにつくための必要条件

こんにちは、omeletです。
今回は「眠ること」について話したいと思います。

私は鬱病と診断される半年ほど前から、軽い不眠の症状に苛まれていました。
心療内科に通うようになり、睡眠薬の服用を始めたことで一時的には症状は収まりましたが、最近になってまた眠れなくなってしまいました。

眠れない理由としては

・深夜帯のフラッシュバック
・暗闇に対する恐怖
・頻繁に悪夢を見る

この3点が挙げられます。
特に暗闇に対する恐怖が強く、常に電気をつけていても外の暗闇が怖く眠れないほどです。


ここで私はこれらの眠れない要因を分析してみることにしました。
まず上2つの理由ですが、この2つは関連していると考えられます。なぜなら、暗闇に対する恐怖がマイナスの感情を引き起こし、トラウマを思い出させているからです。つまり恐怖を緩和することができればフラッシュバックは起きないということです。

そこで解決策として考えられるのは、以下のことです。

・カーテンをしっかり閉める(→暗闇を視界からシャットアウトする)
・TVをつけたり音楽を流したりする(→意識が暗闇に向かないようにする)
・不安を言葉にする(→自分の中で不安が増大しないようにする)
・眠れないことを気にしない(→自責しないようにする)

これらのことをそれぞれ実践し、効果を確かめてみました。
その結果、効果があったのは2番目と3番目の2つです。特に2番目は音があることで嫌な想像をすることも防がれていたので、夜が怖くて眠れないという方はぜひ試してほしいです。3番目に関しては、Twitterで不安を呟くことによる効果というよりかは、そのときにTLが目に入ることによって「自分は一人じゃない」という実感が得られるということの効果のように思えました。

さて、では「悪夢を見ること」についての対策ですが、これも先ほど挙げた「TVや音楽を流す」ということで解決しました。
夢を見るのは眠りが浅いとき、という言説はよく聞きますよね。それを利用して、眠りが浅いときにTVや音楽の音声によって夢をある程度コントロールすることができました。例えば、料理番組が流れていれば料理をする夢、ドラマであればそのドラマの世界に入る夢、といった風にです。この方法は個人差が大きいと思いますが、悪夢に悩まされているという方は一度実践してみてください。


今回は私自身が夜眠るための必要条件の分析をしましたが、不眠に悩まされている人それぞれに合った必要条件というものがあると思います。
お医者さんにかかった上で、よりよく眠れるための条件を探すことで不眠の症状を少し和らげることができますよ。




文:omelet(@milk832omelette)
【心理的虐待サバイバーのための自助グループ「ハートゲイザー」】:@heartgazer_svvr